■n角の穴をあけるドリル(その59)

【2】内転形

ルーローの三角形は正方形の内転形である

ルーローの五角形は正六角形の内転形である

ルーローの七角形は正八角形の内転形である

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【3】近似的内転形

正方形の各辺の中点を中心として円弧を描けば近似的な正五角形の内転形を作ることができる

正六角形の各辺の中点を中心として円弧を描けば近似的な正七角形の内転形を作ることができる

正七角形の各辺の中点を中心として円弧を描けば近似的な正八角形の内転形を作ることができる

近似的内転形とはいっても内転形からの誤差は髪の毛ほどの幅もない。

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15年ほど前、このようにしてn角の穴をあけるドリルを作製した。

これらは「秋山仁の数学体験館」で実際に触れることができる。

写真は1号機であるが、いまは2号機になっている。

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写真ではわかりずらいが、ペリトロコイドのくびれがみられる。

この当時はフルヴィッツ曲線を自由に使いこなしていなかったのであるが、

フルヴィッツ曲線を利用すればくびれがなく、ローターの中心が円運動する内転形を作ることができる。

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