■4n+1型素数(その29)
4n+3型素因数の積は
(4a+3)(4b+3)=4(4ab+3a+3b+2)+1
4n+1型自然数Nになる→偶数個の4n+3型素因数の積は4n+1型自然数Nになる
→4n+1型自然数Nの素因数に4n+1型素数が存在するとは限らない。
したがって、以下のような証明では4n+1型素数は無数に存在することは示すことができない。
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4n+3型素数は無数に存在する
(証)
4n+3型素数は有限個3,p1,p2,p3,・・・,pkしかないと仮定して矛盾を導き出す。
N=4・p1p2p3・・・pk+3とおく。
Nが素数であれば矛盾。→Nは素数でない
4・p1p2p3・・・pkは3では割り切れない
3はp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない
Nはp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない
→これら以外に4n+3型素数が存在することになる→矛盾
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