■コペルニクスの定理(その6)

(Q)固定された円の内部に直径が1/2のもう一つの円が入っているとする.小さい円が大きい円に内接し滑ることなく大きい円に沿って回転すると,動円上の定点はどのような軌跡を描くか?

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【1】コペルニクスの定理

(A)答えは驚くほど単純で「固定円の直径」上を直線運動するのです(アッと驚く図形だったでしょうか).この結果は円周角の定理より正しいことが確かめられます.コペルニクスの定理と呼ばれているのですが,運動学的には回転運動を直線運動に変換する変換器であり,リンク機構(蝶番つき平行四辺形)を使って実現されます.

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