■直観高次元幾何への招待(その4)
この問題の設定にいたった経緯を紹介したい
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私は拝聴することはできなかったのであるが、直観幾何学研究集会/2014において、菅原民生先生のご講演
「高次元の立方体と正軸体の中心切断形」
の資料をいただいた。
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そこでは「高次元の正単体の中心切断形」については取り扱われていなかったが、
正四面体のジグザグに連なる辺の中点を通る中心切断を行うと、断面の形は正方形になる。
この高次元版の問題の答えはどうなるのだろうか?
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ところが、正5胞体中心断面は準正多面体にならなことがわかった。
頂点間の距離は2種になるからである。
菅原民生先生は、この問題を取り扱わなかったのではなく、残念な結果を受けてここでアボートさせたものと思われた。
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そこで、私は
辺の中点からの脱却して、正四面体の4面上に各1個、計4個の点を結んで、正方形を作るという問題に切り替えることにしたのである。
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