■最適停止の理論(その4)
箱の中に異なる整数が書かれたn枚のカードが入っている。
そこからカードを1枚ずつ取っていき、選ぶか捨てるの選択をする。(捨てたカードは箱には戻さない)
取り出す人はカードの枚数は知っているが、整数の最大値は知らないものとする。、
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戦略
[1]最初のk枚までは必ず捨てることにする.
[2]k+1枚目以降は、それ以前に引いたカードの最大値より大きければそれを選び、そこで終了となる。
[3]n枚目まできたら、それを選ぶ。
最大値が書かれたカードを取り出すことができる確率をPn,kとする。
[参]清史弘「数学的思考の日常」、現代数学社
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導出法を変更。
[1]Mがl回目に取り出される位置にある確率は1/n
[2]そのあとで、l-1回目までカードの書かれた数字のうち最大値がk回目までにおかれている確率k/(l-1)
[3][1][2]のlに関する和をとると
Pn,k=Σk/n(l-1)
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