■正多面体の正多角形断面(その154)
適当な5個の点はねじれ正五角形(5個の辺が等長,ひとつ置きの頂点の距離も等長,全体で頂点間の距離は2種)になりますが,これは4次元空間の図形です.これが3次元空間に退化すると,実は一挙に2次元に退化して,正五角形(と対角線)または星型正五角形になることが知られています.
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n次元正単体のn次元超平面による中心断面の問題も一挙に2次元に退化したものと考えられる
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正五胞体は完全グラフK5で表される。
等辺等角五角形の座標から、その体積は行列式で表される
3次元空間に退化する条件はV=0であるが、このとき正五胞体は一挙に2次元平面に退化してしまう。
結局、正五胞体はは平面の正五角形と星形正五角形を結ぶ4次元空間での中間の特別な図形と解釈できる。
n次元の正単体でも同様である。
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