■正多面体の正多角形断面(その1)

正多面体の辺の中点をうまく結ぶと正多角形ができます。

正四面体→正方形

立方体・正八面体→正六角形

正12面体・正20面体→正10角形

正多角形の辺数をhとすると

h(h+2)=4E

h+2=24/(10-p-q)

が成り立ちます。

この正多角形は元の正多面体の対称面ではなく、、そこで切って一方を2π/hだけ回すと面対称に、1種の回映面です。

次元の数をn=3とすると、対称面の個数はnh/2で与えられます。

正四面体→6

立方体・正八面体→9

正12面体・正20面体→15

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hの概念は高次元にも拡張されます。例えば、n=4次元では

正5胞体→h=5,nh/2=10

正8胞体・正16胞体→h=8,nh/2=16

正120胞体・正600胞体→h=30,nh/2=60

正24胞体→h=12,nh/2=24

任意のn次元では

正単体→h=n+1,nh/2=n(n+1)/2

正2n胞体・正2^n胞体→h=2n,nh/2=n^2

高次元では

h(h+2)=4E

h+2=24/(10-p-q)

は成り立ちません。

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