■非ペリトロコイド型ロータリーエンジンの設計(補遺)
ロータリーエンジンの凹んだ形(繭型)は円環曲線を連想させますが,実際は円環曲線ではなくペリトロコイド曲線と呼ばれるものです.
ロータリーエンジンでは軸が3回転する間にルーローの三角形様のローターが1周します(ルーローの三角形ではない)
ロータリーエンジンはルーローの三角形を応用したもので,ピストンがない分、小型化が可能となり、大きさの割には高い出力が得られる
ドイツの工学者ヴァンケルがロータリーエンジンの試運転をしたのが1957年,そして1964年には日本のマツダがロータリーエンジンの生産を開始しています.
===================================