■いろいろな平面らせん(その6)
平面らせんには
ベルヌーイらせん(r=aθ,対数らせん)
アルキメデスらせん(r=aθ)
フェルマーらせん(r=a√θ,放物らせん)
r=a/θ(双曲らせん)
r=a/√θ (ラッパ線)
r=aθ2, r=aθk (代数らせん)
などの種別がある。
===================================
葉序則 (phyllotaxis)について考えてみたい。
黄金角とは360°を1:τに内分した角度(137.5 / 222.5°)であるが、葉序則は偏角θの規則性であって,動径rの規則ではない
これらを平面上にプロットするには
x=r(θ)cosθ
y=r(θ)sinθ
とするのであるが、アルキメデスらせん上の点配置 (r=aθ)とすべきか、アルキメデスらせんとフェルマーらせんの中間的ならせん上の点配置 (r1.5=aθ)とすべきか
フェルマーらせん上の点配置 (r2=aθ)とすべきかは葉序則とは無関係なのである。
===================================
試しにアルキメデスらせん上にα=137.5°で点配置すると中心部に集中することが見て取れるだろう。
===================================