■完全数の一般化(その11)
完全数Nは
σ(N)=2N
を満たす数として定義される.
偶完全数Nは
N=2^p-1(2^p−1),M=2^p−1はメルセンヌ素数
と書くことができる.
p=2,3,5,7,13,17,19,・・・,74207281
N=6,28,496,・・・,2^74207280(2^74207281−1)
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完全数を一般化する方向としてはいくつか考えられる.ひとつには,
k倍完全数:σ(N)=kN
そこで、k(N)=σ(N)/Nと定義する。
k(80)=k(200)=93/40を満たす数は{80,200}以外にはないという。
k(12)=k(234)=7/3を満たす数は{12,234}以外にはないと思われているが、証明ができないという。
12=2^2・3
234=2・3^2・13
1+2+3+4+6+12=28
1+2+3+6+9+13+18+26+39+78+117+234=546
80=2^4・5
1+2+4+5+8+10+16+20+40+80=186
200=2^3・5^2
1+2+4+5+8+10+20+25+40+50+100+200=465
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