■完全数の一般化(その1)
完全数Nは
σ(N)=2N
を満たす数として定義される.
偶完全数Nは
N=2^p-1(2^p−1),M=2^p−1はメルセンヌ素数
と書くことができる.
p=2,3,5,7,13,17,19,・・・,74207281
N=6,28,496,・・・,2^74207280(2^74207281−1)
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完全数を一般化する方向としてはいくつか考えられる.ひとつには,
k倍完全数:σ(N)=kN
もうひとつには,2^p−1はメルセンヌ素数
N=2^p-1(2^p−1)=2^p(2^p−1)/2
より,aを底とする完全数として,N=a^p-1(a^p−1)とか・・・
しかし,a=3とすると,(3^p−1)が2の倍数となるので,(3^p−1)/2が素数となるという条件をつけて
N=3^p-1(3^p−1)/2
N=4^p-1(4^p−1)/3
N=5^p-1(5^p−1)/4
N=a^p-1(a^p−1)/(a−1)
・・・・・・・・・・・・・とか.だいぶ強引ではあるが,・・・
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