■中央二項係数とカタラン数(その15)

 レヴィ・スミルノフ分布(α=1/2,β=1)の確率密度関数は

  f(x)=1/(2πx^3)^1/2・exp(−1/2x)

  f(x)=τ^1/2/2π^1/2x^3/2・exp(−τ/4x)

で,安定分布のひとつの例である.

 ガウス分布(α=2,β=任意)

 コーシー分布(α=1,β=0)

 レヴィ・スミルノフ分布(α=1/2,β=1)

以外の安定分布にはベッセル関数,フレネル積分,ホイッタッカー関数などが出現する.

[補]フラクタル格子上の酔歩でもd<2の酔歩は再帰的であるが,d>2では対称な酔歩で再帰的ではない.

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