■ユークリッド・マリン数列(その1)
数列{pn}をp1・p2・・・pn-1+1の最小素因数という規則に従って構成する.
[1]2から始めると
p1=2
2+1=3,p2=3
2・3+1=7,p3=7
2・3・7+1=43,p4=43
2・3・7・43+1=1807=13・139,p5=13
2・3・7・43・13+1=23479=53・443,p6=53
2・3・7・43・13・53+1=1244335=5・248867,p7=5
p1=2,p2=3,p3=7,p4=43,p5=13,p6=53,p7=5,p8=6221617,・・・
p51まではわかっている。
数列{pk}はユークリッド・マリン数列と呼ばれる。この数列のはすべての素数が現れると予想されている。
数列{pn}にはすべての素数が現れるだろうか? 未解決の難問である。その証明には今のところ手掛かりさえない。
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[2]3から始めると
p1=3,p2=2,p3=7,p4=43,p5=13,p6=53,p7=5,・・・
[3]5から始めると
p1=5,p2=2,p3=11,p4=3,p5=331,・・・
[4]17から始めると
p1=17,p2=2,p3=5,p4=3,p5=7,p6=3571,
p7=31,p8=395202571,p9=13,p10=297,p11=137,・・・
[5]28001から始めると
p1=28001,p2=2,p3=56003,p4=3,・・・
[6]99109から始めると
p1=99109,p2=2,p3=3,p4=5,p5=7,p6=11,p7=13,・・・
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