■素数分布(その6)

ところで,双子素数(p,p+2)は,最初の双子素数(3,5)を除き(6n−1,6n+1)で,その間にある数はすべて6の倍数(6n)のように見えます.nは素数とは限りません.

(5,7)→6(n=1)

(11,13)→12(n=2)

(17,19)→18(n=3)

(29,31)→30(n=5)

(41,43)→42(n=7)

(59,61)→60(n=10)

(71,73)→72(n=12)

pが6n―1型素数であることを証明してみましょう.

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(証明)

p=1(mod3)のとき,p+2=0  (mod3)

p=2(mod3)のとき,p+2=1  (mod3)

→pは3n+2型素数でなければならない.

また,pは奇数(2n+1)型であるから,pは6n−1型素数であることがわかる.

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