■ディリクレの算術級数定理(その3)
等差数列{ak}=mk+c,cとmdは互いに素
を考えるcはちょうどφ(m)個の合同でない個数だけ存在する.
ディリクレは、素数はこのφ(m)個の異なる級数上に等しく分布していること
そして,各級数はすべての素数についての割合で、1/φ(m)を含んでいることを示した(1837年)。
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たとえば、
φ(3)=2より、3k-1型素数,3k+1型素数には平均して全素数の半分が属する。
φ(4)=2より、4k-1型素数,4k+1型素数には平均して全素数の半分が属する。
φ(6)=2より、6k-1型素数,6k+1型素数には平均して全素数の半分が属する。
φ(10)=4より、10k+1型素数,10k+3型素数,10k+7型素数,10k+9型素数には平均して全素数の1/4が属する。
φ(100)=40より、・・・
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