■1093はヴィーフェリッヒ素数である(その3)

2^(p-1)=1  (mod p^2)を満たす素数。

フェルマーの最終定理:x^p+y^p=z^pが整数解をもてば、pは上の合同式を満たすことをヴィーフェリッヒは1909年に示した。

===================================

【3】

 1910年,ミリマノフは

「フェルマー方程式x^p+y^p=z^pが非自明解をもつためには,pはミリマノフ素数であることが必要である」をつけ加えています.

  (3^(p-1)−1)/p=0   (mod p)

すなわち,3^(p-1)−1はp^2で割り切れるというものですが,(3^(p-1)−1)/pが整数となるpとしてp=11,1006003が知られています.また,5^(p-1)−1がp^2で割り切れるpとしてはp=188748146801が知られています.

===================================