■スタイナー・トリプル(その5)
純アルキメデス立体を構成することを考える。
可能性があるのは
[1]4次元の正単体・正軸体・正20面体の組み合わせ胞体
[2]5次元の正単体・正軸体・正600胞体の組み合わせ胞体
[3]n次元の正単体・正軸体の組み合わせ胞体
に限られる。
正単体の二面角はcosδs=1/n
正軸体の二面角はcosδc=-(n-2)/n
δs+2δc<2πを計算すると
[3]正単体・正軸体の組み合わせ胞体は8次元までは可能である。
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[1]4次元の正単体・正軸体・正20面体の組み合わせ胞体
正20面体の2面角は138度11分
正4面体の2面角は70度32分→2面角の上では可能であるが・・・
[2]5次元の正単体・正軸体・正600胞体の組み合わせ胞体
正600胞体の2面角は164度29分
正5胞体の2面角は75度31分→2面角の上でも不可能である
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