■対蹠点までの距離(その254)

正20面体系にnv法を適用する場合、

n=(3,7,5),合計15

n=(4,6,5),合計15

n=(5,5,5),合計15

などがその候補となる。

av+b=(3,4,3)v+b

として比較してみることにする。

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実測値  av+b

正20面体{3,5}(1,0,0) 3 3

20・12面体{3,5}(0,1,0) 5 4+2*

正12面体{3,5}(0,0,1) 5 3+2

切頂20面体{3,5}(1,1,0) 9 7+2

小菱形20・12面体{3,5}(1,0,1) 8 6+2

切頂12面体{3,5}(0,1,1) 10 7+5*

大菱形20・12面体{3,5}(1,1,1) 15 10+5

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この場合も{3,4}系と同じところ

20・12面体{3,5}(0,1,0)

切頂12面体{3,5}(0,1,1)

が実測値とずれている。

残りの5つに共通するn=(a,b,c)は存在するだろうか?

a=3

c=5

a+b=9

a+c=8

a+b+c=15

より、nは存在しない。

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ずれた2つに共通するn=(a,b,c)は存在するだろうか?

b=5

b+c=10

より、n=(5,5,5)

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