■MAZDA RE(その19)
ロータリーエンジンでは、エンジン諸元は偏心量eと創生半径Rの比であるK(=R/e)と排気量から決められる。
x=e・cos(αt) + R・cos(βt)
y=e・sin(αt) + R・sin(βt)
Kを大きくすればくびれは減るが、躯体が大きくなるので少ししびれがある諸元が選ばれている。
ロータリーエンジンの場合、n=4,α=(n-1)βとおくことができる。
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【1】ペリトロコイド曲線の回転
四角い穴曲線を
x=ecos(n−1)β+Rcos(β)
y=esin(n−1)β-Rsin(β)
で表すことにする.
この曲線を(n−2)公転について1回自転させてみる.その際,公転と自転の向きを同方向にとると,
[X]=[cosθ,-sinθ][x]+acos(n−2)θ
[Y]=[sinθ,cosθ][y]+asin(n−2)θ
θ=π/2のとき
[0]=[0,-1][1]
[1]=[1,0][0]
これは同じ向きになっている。
x=ecos(n−1)βcosθ+Rcos(β)cosθ-esin(n−1)βsinθ+Rsin(β)sinθ
y=ecos(n−1)βsinθ+Rcos(β)sinθ+esin(n−1)βcosθ-Rsin(β)cosθ
四角い穴曲線の運動族
x=Rcos(β-θ)+acos((n−1)β+θ)+acos(n−2)θ
y=-Rsin(β-θ)+asin((n−1)β+θ)+asin(n−2)θ
が得られる
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