■x^2+y^2+z^2=n(その3)

 r=0,1,2,3,4,5,6,7  (mod8)

を考える。

このときr^2=0,1,4より、

  x^2+y^2+z^2≠8m+7

さらに4のベキをかけたとき、

  x^2+y^2+z^2≠4^k(8m+7)

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4つの正の平方数の和として表すことができない整数をすべて上げると

1,3,5,9,17,29,41,2・4^m,.6・4^m,14・4^m

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 まず、49よりも大きく、8の倍数でない任意の整数は4つの正の平方数の和として表すことができることを示す。

8k+2の形の数から2^2を引くと8k+6の形の数を得る

8k+3の形の数から4^2を引くと8k+3の形の数を得る

8k+4の形の数から1^2を引くと8k+3の形の数を得る

8k+6の形の数から4^2を引くと8k+6の形の数を得る

8k+7の形の数から2^2を引くと8k+3の形の数を得る

8k+1の形の数から1^2、3^2、5^2、7^2を引くと32k+24の形の数を得る

8k+5の形の数から1^2、3^2、5^2、7^2を引くと32k+12の形の数を得る

次に49までの数について確認すると、8kの形をした数が4つの正の平方数の和として表すことができるのは、

2kがそのようになっているときに限られることを示す。

4つの平方数のなかの1/2/3個が奇数ならば、その和は4k+1/4k+2/4k+3の形をしている。

4つの平方数のすべてが奇数ならば、その和は8k+4の形をしている。

したがって8kの形をした数が4つの正の平方数の和として表すことができるならば、その4つの平方数はすべて偶数でなければならない

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