■x^2+y^2=n(その13)
フェルマーは
4k+1型素数は2つの平方和によって、しかも一いに表すことができることを証明した。
この結果を幾何学的に解釈すると、p=1(mod4)のとき
原点を中心とする半径√pの円を描くと、円周上には8個の格子点が存在することを意味している。
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p=-1(mod4)のとき、解は存在しない。
nが合成数の場合は、2とp=1(mod4)とq=-1(mod4)を区別しなければならない。
n=2^αΠp^βΠq^γ
すべてのγが偶数のとき、x^2+y^2=nに対する解が存在する。
このとき(x、y)=1なる原始解の個数は順列を含め、
Π(β+1)
である。
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例:325=5^2・13=1^2+18^2=6^2+17^2=10^2+15^2
=18^2+1^2=17^2+6^2=15^2+19^2
の6つの解をもつ。
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