■ドローネー集合(その57)

 黄金比の一般化として,

[1]黄金比(n=1)

  φ=[1:1,1,1,,1,・・・]

  an+2=an+1+an

  1,1,2,3,5,8,・・・

[2]白銀比(n=2)

  1+√2=[2:2,2,2,2,・・・]

  an+2=2an+1+an

  1,1,3,7,17,41,・・・

[3]青銅比(n=3)

  (3+√13)/2=[3:3,3,3,3,・・・]

  an+2=3an+1+an

  1,1,4,13,43,142,・・・

がある.

 この操作は

  x^2−nx−1=0の根: (n+√(n^2+4))/2

が,無限連分数

  (n+√(n^2+4))/2=[n:n,n,n,,n,・・・]

で表されることと同義である.

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 2次方程式:x^2−px−q=0を考えます.

  x^2−px−q=0の根: (p+√(p^2+4q))/2

[1]黄金比:p=1,q=1→(1+√5)/2

連分数展開[1:1,1,1,・・・]

[2]白銀比:p=2,q=1→(1+√2)

連分数展開[2:2,2,2,・・・]

[3]青銅比:p=3,q=1→(3+√13)/2

連分数展開[3:3,3,3,・・・]

 さらに一般化すると

[4]銅比(p=1,q=2)→2

[5]ニッケル比(p=1,q=3)→(1+√13)/2

という呼び名があるそうだ.

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