■初等幾何の楽しみ(その144)
一口にらせんといっても、いろいろな種類がある。
[1]ベルヌーイらせん(r=a^θ,対数らせん)
[2]アルキメデスらせん(r=aθ)
[3]フェルマーらせん(r=a√θ,放物らせん)
[4]r=a/θ(双曲らせん)
[5]r=a/√θ (ラッパ線)
[6]r=aθ^2, r=aθ^k (代数らせん)
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昆虫には太陽光線に対して一定の角度を維持しながら飛ぶという習性があり,(太陽光線は平行光線とみなせるので日中は問題ないが)夏の夜,街灯や集蛾灯の回りをぐるぐる飛び回る虫の飛跡は対数らせんとなります.
対数らせんとは
r=a^θ (あるいはr=aexpkθ)
により表される曲線で,動径をいつも一定の角度で横切るという特徴があり,等角らせんとも呼ばれています.
また、フェルマーらせんと特別な角度が結びつくと、一様な点分布(デローン集合)が形成される
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