■ドローネー集合(その2)

 結晶では局所的に限定された状態から周期性を生じている.

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 Enにおける半径rの任意の球が多くても1個だけの点を含み、かつ、半径Rの任意の球が少なくても1個の点を含むような集合をドローネー集合(r、R)という。

 つまり、各点はあまり大きな隙間を開けないようにバラバラに置かれた半径rの球の中心になっている。

 ここで、ある長さρについて、集合の任意の点を中心とする半径ρ+2Rの球内部の点の配置がすべて同じであり、この配置の対称性が半径ρの球内部での配置の対称性と同一であると仮定すると、

  定理「点の集合はn重の周期性をもつ」

 なお、ρはE2の場合4R,E3の場合6Rとすることができる。

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