■対蹠点までの距離(その80)
因数分解すると
1+3x+5x^2+6x^3+5x^4+3x^5+x^6
=(1+x)(1+x+x^2)(1+x+x^2+x^3)
(1+x)(1+x+x^2)(1+x+x^2+x^3)=0の解は,すべて複素数解で,
|xi|=1
となる.
さらに変形すると
(1+x)(1−x)(1+x+x^2)(1−x)(1+x+x^2+x^3)(1−x)=(1−x^2)(1−x^3)(1−x^4)
より、母関数は
(1−x^2)(1−x^3)(1−x^4)/(1−x)^3
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3次元より高次元を扱う場合の母関数は、
(1−x^2)(1−x^3)(1−x^4)・・・/(1−x)^n=(1+x)(1+x+x^2)(1+x+x^2+x^3)・・・
切頂八面体、大菱形立方八面体、大菱形20・12面体などでは高次元版の結果も得ることができる。それらの解はチェビシェフ多項式と関連があるからである。
一般の正多胞体・準正多胞体については、一部の多細胞体について解が得られているだけである。
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