■対蹠点までの距離(その72)

 正八面体系で、辺図形として正方形ができるものについては、

  辺→頂点図形の対蹠点まで→辺→頂点図形の対蹠点まで

として大まかな数え上げができそうであった。

{3,4}(111)

{3,3、4}(1111)

{3,3、3、4}(11111)

{3,3、3,3、4}(111111)

についてはどうだろうか?

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{3、4}(111)の場合、

頂点図形{4}(11)

辺図形{}(1)×{}(1)

面図形{3}(11)

となるが

  辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(4)→辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(4)

と数えると10ステップとなる。

 実際には9ステップであるから、

  辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(4)→辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(3)

とするのは正しそうである。

{3,3、4}(1111)の場合、

頂点図形{3,4}(111)

辺図形{4}(11)×{}(1)

面図形{}(1)×{3}(11)

3面図形{3,3}(111)

となるが

  辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(9)→辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(9)

と数えると20ステップとなり、実際の16ステップよりも大きい。

  辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(9)→辺図形(1)→頂点図形の対蹠点まで(5)

と数えるのがよさそうである。

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