■対蹠点までの距離(その24)
ペトリー数をhとすると、準正多面体に関して平行な辺の組数は準正多面体を含めてもnh/2で上から抑えられる。
一方、対蹠点までの距離に関して、正多面体の場合はに関してはh/2で抑えられるはずである。ペトリー数は複数の頂点がなるべく重ならないように、正多面体の対称性を利用して座標軸を配置するからである。
正軸体のペトリー数は2nであるが、正軸体の対蹠点までの距離が2であるのはきりくちが正方形になるからである。
====================================
[1]3次元正多面体
ペトリー数 対蹠点までの距離
正4面体 4 −
正6面胞体 6 3
正8面体 6 2
正12面 10 5
正20面体 10 3
====================================
[2]4次元正多胞体
ペトリー数 対蹠点までの距離
正5胞体 5 −
正8胞体 8 4
正16胞体 8 2(切り口は正方形)
正24胞体 12 3(切り口は正六角形)
正120胞体 30 10
正600体 30 5(切り口は正10角形)
====================================
[3]5次元以上の正多胞体
ペトリー数 対蹠点までの距離
正単体 (n+1) −
正軸体 2n 2
超立方体 2n n
====================================