■正四面体の赤道断面(その12)

 ペトリー面という用語は本来中点を結んでできる正h角形に対してではなく、その中点を持つ辺からなるジグザグの多角形に対して使うべきというのが本質的です。これをn次元のペトリー面についても一般化すると、正多角面体のいくつかの辺をつないだゆがんだ折れ線多角形あるいは頂点の列ということになります。

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 3次元の場合、この多角形は

(1)相隣る2辺は同一の面の相隣る辺であるが、

(2)どの相隣る3辺もけっして同一の面上にはない

 すなわち、相隣る2辺を指定すると一意に定まるように定義されていて、高次元に拡張するときには

(1)相隣るk−1辺は同一のk−1次元胞の辺からなるが、

(2)どの相隣るk辺もけっして同一のk−1次元胞上にはない

という条件が課されます。

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