■正四面体の赤道断面(その8)
n次元立方体の頂点配置から互い違いに頂点を取ることで、半立方体を作成することができます。
n=3の場合は正四面体、n=4の場合は正16胞体になりますが、n>4では2種類のファセットで構成された一種の準正多胞体になります。
4次元立方体の16頂点(±1、±1、±1、±1)から偶数頂点のみをとると
±(1,1,1,1)
±(1,1,−1,−1)
±(1,−1,1,−1)
±(1,−1,−1,1)
の8頂点になりますが、ベクトル
(1,1,1,1)
(1,1,−1,−1)
(1,−1,1,−1)
(1,−1,−1,1)
が互いに直交し、その長さがすべて2で等しいことから正16細胞体をなすことが分かります。
しかし、投影する方向によっては本当に正16胞体なのかどうかわかりにくくなってしまいます。n=3の場合とn=4の場合を掲げます。
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