■正四面体の赤道断面(その7)
(その3)で、正四面体の頂点を
(1,0,0,0)
(0,1,0,0)
(0,0,1,0)
(0,0,0,1)
のようにすると,正四面体は
x1+x2+x3+x4=1
各面はx1+x2+x3=1
各辺はx1+x2=1
などと表されることになりますと書いたが、もう少し正確に期しておきたい。
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たとえば (1/2,1/2,0,0)は辺の中点であるが
x1+x2=c
は原点と辺の中点を結ぶベクトルに平行な平面
x1+x2=1
は辺の両端を通る平面、すなわち、2つの頂点を通る平面ということになる。
同様に、正5胞体の頂点を
(1,0,0,0,0)
(0,1,0,0,0)
(0,0,1,0,0)
(0,0,0,1,0)
(0,0,0,0,1)
とおくと、
x1+x2+x3+x4+x5=1
を満たします.
このとき、
x1−x4=m(x2−x3)
x2−x5=m(x3−x4)
x3−x1=m(x4−x5)
x4−x2=m(x5−x1)
x5−x3=m(x1−x2)
とおいたわけですが、それぞれ、
(1、−m、m、−1,0)
(0、1、−m、m、−1)
(−1、0、1、−m、m)
(m、−1、0、1、−m)
(−m、m、−1、0、1)
と原点を結ぶベクトルに平行な平面ということになります。
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