■学会にて(JCDCG^3,その10)
ミンコフスキー和は
[1]平行多面体,黄金菱形多面体
[2]2(2^n−1)面体(置換多面体)
[3]3^n−1面体
の体積計算には有効であったが,
[4]2^n+2n面体
に対しては有効には働いてくれないであろう.たとえば,4次元正24胞体はゾノトープではないからである.
しかし,(その6)が正しいならば,以下の議論は正24胞体に対しても成りたつであろう.
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原正M胞体について,ひとつの稜線を構成する頂点数をk1=2,ひとつの面を構成する辺数をk2,ひとつの面を構成する辺数をk2,・・・,ひとつのファセットを構成する(n−1)次元胞数をkn=Mとする.
{k1,k2,・・・,kn}は
[1]正(n+1)胞体の場合,{2,3,4,・・・,n+1)
[2]正2n胞体の場合,{2,4,6,・・・,2n)
[3]正12面体の場合,{2,5,12}
[4]正120胞体の場合,{2,5,12,120}
[5]正24胞体の場合,{2,3,8,24}
したがって,
[5]正24面体版の母関数は
(1−x^2)(1−x^3)(1−x^8)(1−x^24)/(1−x)^4
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