■街角の数学(その1)

 [参]五輪教一・山崎憲久「街角の数学」日本評論社

が刊行された.

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(S)中略.高次元図形の研究会もあるようですが、参加したことはありません.高次元図形は理解者が少なくため,受けはよくないのですが,HPでは相変わらず高次元幾何学をやっています。当初,目標設定した段階の八合目近くまでは制覇することができたと思っています。

(Y)私の方は立体よりも平面にシフトしています。来月に、日本評論社から「街角の数学」が五輪先生との共著というかたちで出版されることになりました。といっても私はコラムを好きに書かせてもらっただけで、あとは五輪先生が私とのやり取りを上手にまとめてくださったものです。

 この本が刊行されることは以前に山崎さん(Y)に窺っていたので楽しみにしていた.実際に手にしてみた感想は・・・

(S)「街角の数学」ざっとですが、目を通しました。

○△□という限られた素材

三平方の定理と相似を主体とする限られた方法

直観を重要視した証明

,・・・という制限のある中で、あれだけのことを構成するわけですから,かなりの労作と思います。実際私には書きえない内容ですし,高次元図形に目が奪われて街角街角に散らばっている図形に目が向かない現在の自分からすれば誠に頭が下がる思いです。

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