■DE群多面体の面数公式(その568)
これまでわかったことは
[1]大域fベクトルが等しくても,局所fベクトルが異なる多面体が存在する可能性がある.
[2]実質的に存在するのか,名目的・形式的存在なのかは不明であるが,n次元β,hγ,E群に対して,それぞれ2^n−1通りある.
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tβ4について調べてみたい.hγ4,Kaleidoscope,p295はp11の11に二重節点が0個あるいは2個であるが,これを1列,2列,3列と考えるとtβとの対応が簡単につくようになる.Wythoff's constructon for uniform polytopes, p47はそのように決定されている.
たとえば,t1β4の場合
→コクセター図形にα3(010)=(6,12,8,1)ができる
→コクセター図形は{}=(1,0)ができる,・・・
のように二重節点を意識したものになっている.
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[1]0次元面→コクセター図形にα3(010)=(6,12,8,1)ができる
6・8−1・24=24 (OK)
[2]1次元面→コクセター図形は{}=(1,0)ができる
12・8−0・24=96 (OK)
[3]2次元面→コクセター図形は{}={1,0)
8・8−0・24+1・32=96 (OK)
[4]3次元面→コクセター図形は{}={1,0)
1・8−0・24+0・32+1・16=24 (OK)
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