■連続する自然数の和(その1)

 ガウスの小学生時代にしばしば語られる逸話は,1から100までの数を足し合わせる問題を瞬時に答えたというものである.

 その方法とは

  1+100=101

  2+99=101

  3+98=101

  4+97=101

これが50対あるから,

  101×50=5050

というものである.

 1から200までの数を足し合わせる問題であれば,

  1+200=201

  2+199=201

  3+198=201

  4+197=201

これが100対あるから,

  201×100=20100

となる.

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 そこで,次なる問題

  25→2+5=7

  51→5+1=6

のように各桁の数字を足し合わせることを考える.

[Q]1から100までの数に各桁の数字を足し合わせよ.

 1+2+3+4+・・・+(2+5)+・・・+(5+1)+・・・(1+0+0)=?

[A]

  0+99→0+(9+9)=18

  1+98→1+(9+8)=18

  2+97→2+(9+7)=18

  3+96→3+(9+6)=18

これが50対あるから,

  18×50=900

さらに100→(1+0+0)も加わるから901.

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