■白と黒の真珠のネックレス(その8)
白と黒の真珠,計16個の組み合わせからなるネックレスで,隣接する4つの真珠の白黒の組み合わせがすべて異なるものを作ることができる.
4つの真珠の白黒の組み合わせは2^4=16通りあるから16個の真珠は,最小限の個数であろう.白い真珠を1,黒い真珠を0とみて,実際にやってみると
1111
1110
1101
1010
0101
1011
0110
1100
1001
0010
0100
1000
0000
・・・・・
0001
0011
0111
1111
111101011001000;111・・・
周期の終わりを示すセミコロンに0を付加することによって
1111010110010000
に修正することができる.
===================================
このように16個の0と1からなる周回配列はド・ブリュインのサイクルと呼ばれる.
1111010110010000を反転させた
0000101001101111
または
0000100110101111も16通りすべての配列を作り出す.
===================================