■DE群多面体の面数公式(その350)

 (その290)で,直交性について調べたが,hγnの基本単体はhγn-1部分とαn-1部分に分解される.その場合も直角錘のtrisectionになると思われる.

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 立方体[0,2]^nを考える.

 中心(1,1,・・・,1)

 頂点(2,0,・・・,0)

の2:(n−2)内分点は

 (2−2/n,2/n,・・・,2/n)

原点と内分点を結ぶベクトルは

 (2−2/n,2/n,・・・,2/n)

中心(1,1,・・・,1)と頂点(2,0,・・・,0)を結ぶベクトルは

 (−1,1,1,・・・,1)

内積をとると

 2/n−2+2/n+2/n+・・・+2/n=0  (直交する)

 以上より,hγnの基本単体は

  aj=(2/j(j+1))^1/2,an=((n−1)/n)^1/2

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 さらに

 中心(1,1,・・・,1)

 頂点(0,0,・・・,0)

の2:(n−2)内分点は

 (2/n,2/n,・・・,2/n)

 (1,0,・・・,0)と(1,1,・・・,1)を結ぶベクトル

 (0,0,・・・,0)と(2−2/n,2/n,・・・,2/n)を結ぶベクトルの交点は

  x=1,y=z=・・・=w

  x/(2−2/n)=y/(2/n)=・・・=w/(n/2)

  y=z=・・・=w=(2/n)/(2−2/n)=2/2(n−1)=1/(n−1)

より

 (1,1/(n−1),・・・,1/(n−1))

 これでtrisectionした際の座標は

(0,0,・・・,0),(1,1,・・・,1)

(1,1/(n−1),・・・,1/(n−1))

(2/n,2/n,・・・,2/n)

および

(1,1,0,・・・,0)

(1,1,1,0,・・・,0)

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