■DE群多面体の面数公式(その311)
hγ5はD5とE5にまたがる多面体である.hγ5のE5としての面を調べてみたい.まずは基本情報から.
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【1】D5
n半立方体Hnのファセットは
2^n-1個のn−1正単体と2n個のn−1半立方体
からなる.fn-1=2^n-1+2n,また,f0=2^n-1
5次元:(16,80,160,120,16+10)
4次元hγ4=β4の基本単体数は16・24
4次元α4の基本単体数は120
120・16:384・10=1:2
ここに,E5の性質が現れている(αnとβnの基本単体1:2から構成されている.)
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【2】Dnの局所幾何学
[1]n−1次元正単体2^n-1個とn−1次元半立方体2n個からなる.
[2]2^n-1+2n胞体.
[3]ファセットが,各頂点まわりのn=(n,1)個ずつ集まる.
[4]n−2次元正単体が,各頂点まわりの2(n,2)個
n−2次元半立方体が,各頂点まわりの(n,2)個集まる.
[5]n−3次元正単体が,各頂点まわりの3(n,3)個
n−3次元半立方体が,各頂点まわりの(n,3)個集まる.
[6]n−k次元正単体が,各頂点まわりのk(n,k)個
n−k次元半立方体が,各頂点まわりの(n,k)個集まる.
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