■双子素数予想の解決?(その21)
[1]pが4の倍数+1のとき,そのときに限り,奇素数pは2つの平方数の和として表せる(フェルマー)
[2]整数nの素因数分解において,4m+3型素数がすべて偶数乗のとき,そのときに限り,整数nは2つの平方数の和として表せる.
[3]整数nがn=4^k(8m+7)という形で表せないとき,そのときに限り,整数nは3つの平方数の和として表せる.
(証)x=0,1,2,3,4,5,6,7
を考えると
x^2=0,1,4,9,16,25,36,49
x^2=0,1,4 (mod8)
となる.これより,
x^2+y^2+z^2≠7 (mod8)
x^2+y^2+z^2≠8m+7
x^2+y^2+z^2=n
は
n≠4^k(8m+7)
のときに限って整数解をもつ.
===================================
[4]すべての整数nは4つの平方数の和として表せる(ラグランジュ).
[5]すべての整数nは9つの立方数の和として表せる.
すべて十分に大きな整数nは7つの立方数の和として表せる.
[6]すべての整数nは19個の4乗数の和として表せる.
すべての十分に大きな整数nは16個の4乗数の和として表せる.
===================================