■カーマイケル数(その9)

【1】完全擬素数(カーマイケル数)

 341は2を底とする最小の擬素数であったが,どんな底に対しても

  a^p−a

がpで割り切れるとき,pを完全擬素数(カーマイケル数)という.

 561は最小の完全擬素数であて,以下,

  1105,1729,2465,2821,6601,8911,10585,・・・

と続く.無限に存在することが証明されている.

 どのカーマイケル数も少なくとも3つの素因数を含む.

  561=3・11・17→2・10・16

  1105=5・13・17→4・12・16

  1729=7・13・19→6・12・18

  2465=5・17・29→4・16・28

  2821=7・13・31→6・12・30

  6601=7・23・41→6・22・40

  8911=7・19・67→6・18・66

  10585=5・29・73→4・28・72

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[雑感]6601=7・23・41→6・22・40は異質な感じであるが・・・

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