■わが闘争・2018 (その8)

 (格子ではなく)多面体の基本単体の座標は

[1]αn:aj=(2/j(j+1))^1/2

[2]βn:aj=(2/j(j+1))^1/2,an=(2/n)^1/2

 Dnの基本単体は,αn-1の基本単体に

  {n(1−2/n)^2}^1/2/√2=(n−2)/√(2n)

をつけたものとして一般化することができる.

 δn:aj=(2/j(j+1))^1/2,an=(n−2)/√(2n)

[1]n=3:an=1/√6→α3と一致

[2]n=4:an=2/√8=1/√2→β4と一致

[3]n=5:an=3/√10

 しかし,DE群多面体の面数公式(その14)の議論は誤りである.D群格子を考えるべきである.

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D4=111,D5=211について,

111のファセットは101と110=hγ3=α3

211のファセットは201と210=α4・・・とはならないのであるというDE群多面体の面数公式(その19)の議論はおかしい.211=β5だからである.

 しかし,D4=hγ4=β4のファセットはα3であるが,

D5=hγ5のファセットはα4とhγ4=β4であるであるからである.この意味で,D5=E5といえると説明されると,頭の中が混乱してしまう.

 混乱の原因になっているのは

  k11,1k1

で,前者はβk+3,後者はhγk+3を表していることである.

 有限鏡映群に対して,Pqr=Prq表示をすると

  Dp+3=P11,D4=111,D5=211

  Ep+4=P21,E6=221,E7=321,E8=421

  Pq0=αp+q+1,P11=βp+3,1q1=hγq+3

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