■サマーヴィルの等面四面体(その870)
△n柱の2次元投影についても(その869)の投影法は有用であった.
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平行移動量sをr1・r2=0となるsは,1次方程式
r1・r2=sΣsumui(y・ui)+Σ(x・ui)(y・ui)=0^
s=−Σ(x・ui)(y・ui)/Σsumui(y・ui)
で求めた場合,
[1]3次元の場合,r1・r2=0,|r1|≠|r2|
[2]4次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|
[3]5次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|
[4]6次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|
すなわち,3次元を除き,直交条件
r1・r2=0,|r1|=|r2|
を満たした.
そこで,平行移動量sを|r1|^2=|r2|^2となるsは,2次方程式
(Σsumui^2)s^2+2(Σsumui(x・ui))s+(Σ(x・ui)^2−Σ(y・ui)^2)=0
の解として求めようとしたが,3次元の場合,D<0となってしまった.
しかし,3次元の場合であっても
[x2+s]=[r11,r12,r13,r14,r15][v6]
[ −y2] [r21,r22,r23,r24,r25]
に移ることが確認された.
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