■おかあさんのための数学教室(その24)

 (その17)において,平均値m,分散s^2の離散一様分布U(m,s^2)に従う確率変数n個の和の分布はU(nm,ns^2)になることが確かめられた.一般に,U(m1,s1^2),U(m2,s2^2)の場合は

  U(m1+m2,s1^2+s2^2)

に従う.

 正規分布自体,離散一様分布U(m,s^2)に従う確率変数の和の分布の極限と考えることができるので,N(m1,s1^2),N(m2,s2^2)では平均値と分散の加法性

  N(m1+m2,s1^2+s2^2)

が成立するのである.

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