■サマーヴィルの等面四面体(その747)

 次元をひとつあげるとαnは

  (1,0,0,・・・,0,0)

  (0,1,0,・・・,0,0)

  (0,0,1,・・・,0,0)

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  (0,0,0,・・・,1,0)

  (0,0,0,・・・,0,1)

として構成することができる.α5は6×6行列となる.△5の場合も同様である.

 すると(その745)の頂点行列vは5×6行列となり,逆行列を求められなくなるのではないかと思われる.

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 例えば,正四面体の場合は4次元空間の4点

(1,0,0,0)

(0,1,0,0)

(0,0,1,0)

(0,0,0,1)

のように表す件,2次元に射影するのも(n+1)次元に広げてからまた2次元に射影するのも線形な変換であることに変わりはない.

 いいアイデアだと思った理由は,(n+1)次元に広げるときに同一の超平面(n次元の広がりを持つ平面)上に全ての頂点が載るようにすることが条件になる.実際、

(1,0,0,0)

(0,1,0,0)

(0,0,1,0)

(0,0,0,1)

の場合は,法線ベクトル(1,1,1,1),通過点 1/4(1,1,1,1の)超平面上に乗っている.また,n次元空間充填等面単体についてもn+1次元空間のn+1点として,同一超平面上に載る座標値で記載することができる.

 うまくいくと思ったのであるが,何か思い違いがあったようだ.

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