■サマーヴィルの等面四面体(その746)

 平行移動量sをr1・r2=0となるsは,1次方程式

r1・r2=sΣsumui(y・ui)+Σ(x・ui)(y・ui)=0^

s=−Σ(x・ui)(y・ui)/Σsumui(y・ui)

で求めた場合,

[1]3次元の場合,r1・r2=0,|r1|≠|r2|

[2]4次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|

[3]5次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|

[4]6次元の場合,r1・r2=0,|r1|=|r2|

すなわち,3次元を除き,直交条件

  r1・r2=0,|r1|=|r2|

を満たした.

 そこで,平行移動量sを|r1|^2=|r2|^2となるsは,2次方程式

(Σsumui^2)s^2+2(Σsumui(x・ui))s+(Σ(x・ui)^2−Σ(y・ui)^2)=0

の解として求めようとしたが,3次元の場合,D<0となってしまった.

 しかし,3次元の場合であっても

 [x2+s]=[r11,r12,r13,r14,r15][v6]

 [ −y2] [r21,r22,r23,r24,r25]

に移ることが確認された.

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[まとめ]αn柱を円周上に投影することができたが,△n柱の2次元投影についても石井源久先生に教えてもらった投影法は有用であった.次は等方性を満たさない場合(F,G,H,・・・)を考えてみたい.

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