■サマーヴィルの等面四面体(その738)
(その732)〜(その737)での検討から,△n柱のn+1個の頂点の2次元投影図は正三角形の1頂点に2点が重なり,その対辺上にn−1点が載っているというものであった.△n+1 in △nのほうが考えやすいのであるが,以下の例のばあい,△5を作るにはP1の上にもう1点があるだけで投影図のx軸上に他の点が等間隔で載っていることがわかるだろう.
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△4について,
P0(1/2,(√5)/2,0,(√10)/2)
P1(0, 0, 0, 0)
P2(2, 0, 0, 0)
P3(3/2,(√5)/2,(√10)/2,0)
P4(1, √5, 0, 0)
P0P1=P1P2=P2P3=P3P4
P0P2=P1P3=P2P4
P0P3=P1P4
P0P4
a=(0,0,0,1)
b=(√10/4,√2/4,0,1/2)
c=(√10/4,−√2/4,−1/2,0)
d=(0,0,1,0)
e=(0,1/√2,−1/2,−1/2)
[1]P1P2P3P4を通る超平面:a
[2]P0P2P3P4を通る超平面:b
[3]P0P1P3P4を通る超平面:c
[4]P0P1P2P4を通る超平面:d
[5]P0P1P2P3を通る超平面:e
a・b=1/2 (P234)*
a・c=0 (P134)
a・d=0 (P124)
a・e=−1/2 (P123)**
b・c=1/2 (P034)・・・P04が入って60°
b・d=0 (P024)
b・e=0 (P023)
c・d=−1/2 (P014)・・・P04が入って60°
c・e=0 (P013)
d・e=−1/2 (P012)*
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