■ある無限級数(その158)
arctanx=x−x^3/3+x^5/5−x^7/7+・・・
x=1遠くと,もうひとつのよく知られた結果(グレゴリー・ライプニッツ級数)
1−1/3+1/5−1/7+・・・=π/4
が得られる.
また,1655年にウォリスは
π/2=(2・2/1・3)(4・4/3・5)(6・6/5・7)(8・8/7・9)・・・
4/π=(3・3/2・4)(5・5/4・6)(7・7/6・8)(9・9/8・10)・・・
を発見している.
この公式は,スターリングの公式の定数を見つけるために用いられた.
n!〜A√n(n/e)^n,A=√(2π)
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オイラーは幾何級数をひとつに掛け合わせて
(1/(1−2^-s))(1/(1−3^-s))(1/(1−5^-s))(1/(1−7^-s))・・・
=Π(1/(1−p^-s))
=1+1/2^2+1/3^s+1/4^s+1/5^s+・・・
を得た.
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