■メルセンヌ素数予想(その3)
大きなメルセンヌ素数を発見することによって,その分布についての新しい予想が打ち立てられる・・・メルセンヌ素数予想とは,
πM(x)=[x以下のメルセンヌ素数の個数]として,
πM(x)〜C・loglogx
C=expγ/log2
と予想されています.γ=0.577・・・(オイラー定数)
なお,8番目のメルセンヌ素数
2^31−1=2147483647
に対して,
πM(2^31)=8
49番目のメルセンヌ素数
2^57885161−1
に対して,
πM(2^57885161)=49
は予想された分布線上に載っていることが確認されています.
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実はメルセンヌ素数に関する予想は,メルセンヌ素数以上にある.たとえば,メルセンヌ素数を指数にもつメルセンヌ数は素数かという古くからの予想がある.
2^13−1=8191はメルメンヌ素数.
2^8191−1は素数ではない(この予想に対する反例)
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