■サマーヴィルの等面四面体(その673)
問題を整理しておきたい.
n次元正単体を単位円上に投影する.ここで,既知であるのはx軸に対して対称な4点P1〜P4だけである.
P1(x1,y1)
P2(x2,y2)
P3(x2,-y2)
P4(x1,-y1)
また,投影図上P1P2=P2P3=P3P4となっている.これが正n+1角形ならば,残りの頂点座標は問題なく求められるのであるが,あいにく非正n+1角形である.
具体的な頂点座標は以下の通りである.
[1]n=4の場合
x2=−√(3/8),y2=±√(5/8)
x1=−3/2・x2,y1=1/2・y2
残りの1点は(1,0)か(-1,0)になる.
[2]n=5の場合
x2=−((6+√21)/20)^1/2
y2=±((14−√21)/20)^1/2
x1=(−9+√21)/5・x2
y1=(1+√21)/5・y2
残りの2点は(1,0),(-1,0)ではない.
[3]n=6の場合
x2=−((5+√7)/12)^1/2
y2=±((7−√7)/12)^1/2
x1=(−4+√7)/3・x2
y1=(2+√7)/3・y2
残りの3点のうち,1点は(1,0)か(-1,0)になる.
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