■わが闘争・2017 (その26)
[ x −1 0 0 0]
[−1 x −1 0 ]
[0 −1 x −1 ]=Un(x)
[0 0 −1 x ]
[ x −1]
[0 −1 x]
un(x)=detUn(x)
で定義すると,Un(x/2)=un(x)が成り立つ.
[x1 −1 0 0 0]
[−1 x2 −1 0 ]
[0 −1 x3 −1 ]=Un(x1,・・・,xn)
[0 0 −1 x4 ]
[ xn-1 −1]
[0 −1 xn ]
は第2種チェビシェフ多項式の自然な多変数版になっている.
un(x1,・・・,xn)=detUn(x1,・・・,xn)
また,
u[i,j]=un(xi,xi+1,・・・,xj-1,xj)
で定義する.
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[参]硲文夫「面心の代数幾何学」東京電機大学出版会
によると,チェビシェフ多様体の定義方程式
u[1,n](x1,・・・,xn)−c
の特異点は
[1]nが奇数のとき存在しない
[2]nが偶数のとき,解は原点のみである.ただし,
n=0 (mod4)のとき,c=1
n=2 (mod4)のとき,c=−1
たとえば,n=4のとき,c=1
u[1,n](x1,・・・,x4)−c
=x1x2x3x4−x1x2−x1x4−x3x4+1−1
は,x2=t2x1,x3=t3x1,x4=t4x1と置くことによって,特異点が解消される.
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