■離散した点の有限集合(その3)
離散した点の有限集合で,最も距離の離れた2点の最大距離をdとする.
[1]どれほど奇妙な形に散乱した点であっても,すべての点は半径d/√3以下の円に包含される.たとえば辺の長さが1の正三角形の辺上に配置された点では,3頂点に接する半径1/√3の円のよって包含される.
r≦d/√3
[2]この3次元版は,r≦d√6/4
[3]この4次元版は,r≦d√(2/5)
[4]このn次元版は,r≦d√(n/2(n+1))となる(ユングの定理)
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[1]変形しない等辺フレームワークで,任意の整数距離nを確定させることができる.
[2]変形しない等辺フレームワークで,任意の距離√nを確定させることができる.
[3]変形しない等辺フレームワークで,任意の実代数距離を確定させることができる.たとえば,3√5−1
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